磯淵猛が生前想いを巡らせていたことのひとつが
「スリランカの茶園で働く方々とそのご家族のために何ができるか」ということでした。
磯淵が亡くなったあと、磯淵の 30 年来の友人である
Nawalage Bennet Cooray 氏から
「磯淵さんのスリランカでの功績と楽しい思い出を残すため、
記念となるものを造りたい」というお話をいただきました。
磯淵のスリランカへの想いと、スリランカの皆さんの磯淵への想いが合致した瞬間でした。
TAKESHI ISOBUCHI MEMORIAL CENTER FOR COMMUNITY EMPOWERMENT
タケシ イソブチ メモリアルセンター フォー コミュニティー エンパワメント
その後、幾度とない話し合いと多くのの皆様のご協力を経て、
1月16日、スリランカ キャンディ地方に地域住民の方々が図書館とパソコンを利用できる施設が完成しました。
キーワードは「コミュニティ・エンパワメント」
コミュニティ・エンパワメント センターは本を読んだりパソコンを使うだけではなく、
当事者一人ひとりの思いを活かしながら、
仲間と共に「共感に基づく自己実現」を育む場所として活発に利用してもらうことを目的としています。
人生のターニングポイントになる可能性も秘めているとのこと。
スリランカの子供たちのキラキラ輝く目が大好きです。
好奇心と冒険心を全開にして、たくさんの学びを得てもらえたらとても嬉しく、
紅茶に携わる者として何よりの幸せです。
このプロジェクトを進めるにあたりキャンディにあるナヤパネ茶園に
何度も足を運んでくださったビジネスパートナーの
Ranjith Dasanayake 氏とThushanta Cooray 氏に心からの感謝を申し上げるとともに、
プロジェクトに関わってくださったすべての皆様に御礼申し上げます。
